南砺市の散居村地域では、家と公共汚水桝までの距離が長く、埋設配管が20〜50メートル以上になる住宅も珍しくありません。 今回対応した現場は、長距離配管・エルボでの詰まり・排水管破損による砂利混入 が同時に起きた、非常に珍しい複合トラブルでした。
「トイレが詰まった」との連絡で伺いましたが、現場では想像以上の状況が待っていました。
■ トイレの詰まりで出動 → 現場で見たのは“台所汚水桝の逆流”
南砺市のお客様から「トイレが詰まって流れない」と連絡を受けて現場へ向かいました。 到着すると、台所の汚水桝からトイレットペーパーが溢れ出している状態。
通常、トイレの詰まりはトイレ側で止まることが多いのですが、今回は外の配管で詰まりが発生し、行き場を失った排水が台所側へ逆流していました。
散居村特有の“長距離配管”がトラブルを複雑化
この住宅は、南砺市の散居村地域に多い 長距離埋設配管タイプ。
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台所汚水桝 → 洗面排水桝 → トイレ排水桝 → 問題のエルボ地点まで 約20m
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エルボ地点 → 公共汚水桝まで 約30m
合計 約50mの長距離配管 で、途中に複数のエルボ(曲がり)がある構造でした。
配管が長いほど、 ・流れが弱くなる ・エルボで汚物が引っ掛かりやすい ・勾配のズレが起きやすい といった問題が発生しやすくなります。
エルボ地点で“水に溶けにくいペーパー”が詰まりの原因に
高圧洗浄で配管を洗っていくと、 エルボ部分で 水に溶けにくいトイレットペーパーと汚物が固まり、完全に閉塞していることが判明。
これが逆流の直接的な原因でした。
しかし、ここで終わりではありません。
さらに“砂利”が大量に出てきた → 配管破損が確定
洗浄を続けると、 一握りほどの砂利が排水管内から流れ出てきました。
通常の詰まりでは絶対に起きない現象です。
調査の結果、 エルボ付近で排水管が割れ、そこから砂利が入り込んでいた ことが分かりました。
近くの屋敷林を伐採した際に、 重機や車両が汚水桝付近を踏みつけた可能性もありますが、 破損の原因は特定しづらい状況でした。
今回のトラブルは“複合的な要因”が重なった珍しいケース
今回の南砺市の現場では、
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長距離配管(約50m)
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複数のエルボ
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水に溶けにくいペーパー
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配管破損による砂利混入
これらが同時に重なり、 非常に珍しい複合トラブル となっていました。
排水管清掃後は、地元の配管設備会社に外注し、破損箇所の補修を行いました。
【まとめ】
南砺市の散居村地域では、 配管が長い・曲がりが多い・地盤が柔らかい などの理由から、 今回のように複数の要因が重なる排水トラブルが起きることがあります。
「最近流れが悪い」「ゴボゴボ音がする」など、 小さな違和感でも早めの点検が安心です。

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