白山市源兵島町|集積桝に犬の毛と油脂が溜まりスカム化|築30年賃貸で発生した汚水桝の溢れ

■ 結論

築30年の戸建賃貸住宅で、集積桝に犬の毛と油脂が混ざってスカム化し、 下流の汚水桝が溢れるトラブルが発生しました。 高圧洗浄とスカム除去により、排水の流れが正常に回復しました。

 

■ 症状:ふたを開けると汚水桝が溢れていた

白山市源兵島町の戸建賃貸住宅から、 「桝が溢れている」「排水が流れない」というご相談。

ふたを開けると、汚水桝の水位が上がり、完全に溢れている状態でした。

 

 汚水桝のふたを開けた際、水位が上がり溢れている様子。
ふたを開けると汚水桝が溢れていた

■ 原因:集積桝に犬の毛と油脂が溜まりスカム化

調査の結果、上流の 集積桝に犬の毛と油脂が混ざり、スカム化して固形化。 これが流れを塞ぎ、下流の汚水桝まで影響して溢れを引き起こしていました。

 

■ エルボが簡単に外れないほどスカムが固まっていた

今回のエルボは 固着していたわけではありません。 しかし、スカムが厚く固まりすぎており、手で引き抜ける状態ではありませんでした。

エルボを外すには、バールの硬い棒で周囲のスカムを少しずつ崩して取り除く作業が必要 でした。

 

■ エルボを外した瞬間、大量の犬の毛が見えた(写真)

スカムを崩してエルボを外した瞬間、 内部から大量の犬の毛が固まった状態で出てきました。

 

● 写真②:エルボを外した際に見えた大量の犬の毛

キャプション: エルボ内部に固まっていた大量の犬の毛 ALT: エルボを外した際、内部から固まった犬の毛が大量に現れた様子。

 

この時点で、

  • エルボ周囲がここまで固まる

  • 配管内部にも同じ汚れが確実に残っている

 

ということが明確に分かります。

 

 

 

■ 作業内容

  • 集積桝内のスカム除去

  • バールでエルボ周囲のスカムを崩す作業

  • 高圧洗浄で配管内の油脂・毛の塊を排出

  • 全桝の流れを確認し、正常化を確認

 

■ 結果

  • 汚水桝の溢れが完全に解消

  • 排水の流れが正常に回復

  • 配管内のスカム・毛の固形物を除去し再発リスクを低減

築30年の住宅では、 犬の毛・油脂・石けんカスが混ざって固形化しやすく、再発しやすい構造です。

 

■ 築30年以上の住宅で起きやすい理由

  • 配管勾配が弱くなる

  • 桝の劣化で汚れが引っかかりやすい

  • 油脂・毛が固まりやすい

  • 賃貸は管理が遅れがち

今回のように “毛+油脂” の組み合わせは強固なスカムになる ため、 早めの洗浄が重要です。

 

■ まとめ

  • 集積桝に犬の毛と油脂が溜まりスカム化

  • 下流の汚水桝が溢れる典型的な悪化パターン

  • エルボ周りもスカムで固まり、崩さないと外れない状態

  • エルボ内部から大量の犬の毛が出てきた

  • 高圧洗浄で固形化した汚れを除去し改善

  • 築30年以上の住宅では特に注意が必要

 

■ 関連ページ(内部リンク)