白山市徳光|埋設管の桝から桝の間で起きた詰まりを高圧洗浄で通管

白山市徳光のお客様より、 トイレが流れず水位が上がるトラブル でご依頼いただきました。

外の桝を確認しても流れが来ず、 市の下水道につながる主管(埋設管)桝 → トイレ桝までの埋込配管で詰まりが発生している状態 と判断しました。

 

【この記事の要点】

・トイレが流れず水位が上がる症状

・外桝を開けても流れが来ない → 埋設管で詰まり

・10m区間のうち 約3mが完全閉塞  

・通常ノズルでは突破できず

・逆噴射+前方同時噴射ノズルで詰まりを突破  

・全通洗浄と尿石除去で流れが改善

■症状

  • トイレから外の汚水桝までは 通常に流れている

  • しかし 外の汚水桝の水位が上がる

  • 外の汚水桝から先、主管側へ水が流れていかない

  • 桝周辺が悪臭で臭い

外の汚水桝と主管桝の間の埋設管で詰まりが発生している典型症状です。

 

■原因

  • 水に溶けにくいトイレットペーパーが長距離区間で滞留

  • 尿石が固着し、紙が引っかかりやすい状態

  • 10mの埋設管のうち 約3mが完全に閉塞

  • 勾配はしっかり取れており、構造的な問題ではない

今回の詰まりは 「紙+尿石の複合詰まり」 が主原因でした。

 

■作業内容

① 状態確認

  • 桝を確認

  • どちらも水が動かず、埋設管内部での詰まりと判断

 

トイレ側の桝と、その先にある桝をつなぐ埋設管で詰まりが発生している状態でした。

トイレ側の桝の作業前写真。桝から桝の間の埋設管で詰まりが発生している状態。
主管上にある桝の作業前写真。トイレ側の桝とつながる埋設管で詰まりが発生している状態。

② 通常ノズルで洗浄開始(突破できず)

まずは一般的な 逆噴射ノズル を使用。 しかし詰まりが強く、 逆噴射だけではノズルが前進できず突破不可。

 

③ “逆噴射+前方同時噴射ノズル” に付け替え

ここが今回の決定打。

使用したのは 通常の逆噴射に加えて、進行方向にも同時に噴射するタイプのノズル。

※重要

  • 「進行方向ノズル」ではない

  • 逆噴射+前方補助噴射の複合ノズル

前方噴射があることで

  • 溜りこんだ紙の壁を崩す

  • 尿石の段差を削る

  • ノズルの前進力が大幅に向上

約3mの閉塞区間を突破。

 

 

④ 詰まり突破後、通常ノズルで全通洗浄

  • 主管桝 → トイレ桝まで10mを全通洗浄

  • 尿石除去

  • 溜りこんだ紙の排出

  • 最後にトイレ側から逆方向に洗浄して仕上げ

 

詰まりが解消した後の左側の桝の写真。底が見えて水溜まりのない状態。
詰まりが抜けた後の左側の桝の状態。底まで見えており、水溜まりもない。

■結果

  • 外の汚水桝と主管桝の間で溜まり込んでいた紙の層を崩して流れを確保

  • 10m区間のうち詰まっていた約3mを通管

  • 外の汚水桝の水位も正常に戻り、主管側へスムーズに流れる状態に改善

  • トイレからの排水も、遅さが解消され通常の流れに戻った

■再発防止

古い住宅の埋設管は

  • 尿石の固着

  • 溶けにくい紙の滞留 が起きやすく、長距離区間では特に詰まりやすくなります。

以下のサインが出たら早めの点検が効果的です。

  • 水の流れが弱い

  • ゴボゴボ音がする

  • 水位が上がる

  • 逆流・悪臭が出る

 


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